台風でお馴染みの室戸岬の灯台と吉良川町の町並み

高知の観光
文吉
文吉

室戸はユネスコの世界ジオパークにも認定さているのだ。

文子
文子

室戸岬は台風情報の時にも良く耳にするわね。

高知県の東の端の町である室戸は、子供と一緒なら廃校水族館ドルフィンセンターなど、いろいろと楽しめるところが満載ですが、室戸観光で外してはならないところをご紹介します。

室戸岬灯台から見た景色

室戸と言えば、室戸岬の灯台

室戸岬は台風情報でお馴染みのところですが、 地質学的に貴重な遺産があり、ユネスコの世界ジオパークにも認定されいています。

高知県民が灯台と言えば、室戸か足摺を思い浮かべるので、室戸の灯台は高知を代表する灯台と言えます。

室戸岬灯台に行くのに、海岸の方に行かれる方が多いですが、海岸沿いには灯台はありません。岬の山の上にそびえ立っています。

海岸沿いからみる太平洋よりも、ここから見る太平洋はスケールが違います。

最御崎寺(ほつみさきじ)もついでに見られる

室戸岬灯台へ行く途中に、最御崎寺も同時に観光ができます。

くねくねと曲がりくねった山道を登っていくと駐車場があるので、そこに止めて歩きます。

木に囲まれた道を登っていくと、最御崎寺が見えてきます。

最御崎寺は四国八十八箇所霊場の第二十四番札所です。

見どころは、弘法大師空海が修行したと言われる国指定重要文化財の御厨人窟(みくろど)と、修行中に星のように光を放ち毒龍の妨げを防いだという伝説の石、明星石です。

車で近くの駐車場まで来れますが、体力のある方は、下から石階段を上ってくるのも良いかもしれません。修行僧の気分が味わえます。

この先の道をさらに進むと室戸岬灯台にたどり着きます。

吉良川町も町並みは必見

室戸に訪れたなら、吉良川町の町並は必見です。

吉良川の町は良質な薪と木炭が取れることから、土佐備長炭の積出港として栄えました。そのため当時の商家や 回船問屋など立派な建物が立ち並んでいます 。

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、町並みを歩くと時代劇の中にいるような気分になります。

土佐漆喰の壁から突き出たフリルのように見える小さな屋根は 【水切り瓦】と呼ばれる、風雨対策の瓦です。

室戸は毎年襲ってくる台風から、「水切り瓦」や「いしぐろ」といわれる石垣などの技術を駆使して、壊れない家を作ってきました。

一輪挿しの壁掛けの花器に、現代の可愛い人形が並んでいるのが、意外にもいい感じに見えます。

レンガ造りの建物は大正時代のものです。

じつは、古い建物だけでなく、新しく建てた家にも水切り瓦を付けたという人も多いのです。

国道55号線沿いに駐車場があり、そこに車を止めてじっくり散歩できますよ。

結論

室戸岬灯台と吉良川町は半日ぐらいで回れます。吉良川町近辺には食事をするところも少ないので、簡単な食事は「道の駅キラメッセ室戸」が便利かもしれません。お土産や産直売り場の地元の天ぷら(さつま揚げ)などが美味しいです。

室戸と言えばキンメダイ 。おススメは料亭花月のキンメ丼。

あるいは、奈半利駅前にある 豚福亭のエビフライです。

時間があれば、北川村のモネの庭まで足を延ばしてもいいかもしれません。

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