文吉です。 高知龍馬空港を利用する時間の無い方(あるいは時間の余った方)におススメのスポットを紹介するよ。
空港に着いたけど、まだ時間が少しある方や、忙してくて観光する時間がない方など、少しの時間で見ることのできる龍馬空港周辺の観光スポット(メジャーではありませんが)です。
緑の広場トリム公園
空港滑走路の南側にある公園です。公園自体は普通の公園で、ここから飛行機の離着陸が見れるので、週末は子連れの親子でにぎわっています。
ぜひ見てほしいのは、公園のさらに南側の海岸です。
上の写真の屋根はトリム公園の一部ですが、南の海側にはコンクリートでできた防波堤が階段のようにくみ上げられていて、そこを降りていくと、太平洋の海岸に出られます。
物部川の河口の部分でもあり、とても美しい玉砂利の海岸が続いており、美しい景色が堪能できます。
晴ていれば広くどこまでも続く水平線も見れます。
足摺方面から室戸方面までが見渡せます。この場所までは空港ビルから歩いて15分から20分ぐらいです。
掩体壕群(えんたいごうぐん)
掩体壕とは何かというと、戦時中に戦闘機を飛行機から守るための格納庫です。
高知龍馬空港は、戦中は高知海軍航空隊基地だったため、 爆撃から戦闘機を守るために40前後の掩体壕が空港の周りに作られた名残です。
現在では、農作業の道具や機械を置いていたり、トンネルになっているものもあります。
上の写真のようにまったく使われていないものもありますが、宮崎駿先生のアニメの世界のような感じになっているものもあります。
田んぼの中に忽然とあるものもあり、空港の周辺にはこのように今も戦争の面影がのこっています。龍馬空港の滑走路の南側のエリアに点在しています。
空港ビルからも歩いて見に行けない距離ではないですが、滑走路の向こう側になるので、往復1時間半はかかると思います。
車で見る場合は、通常の狭い農道しかなく、農作業の方に迷惑にならないようにしてくださいね。
高知大学海洋コア総合研究センター
海洋コア総合研究センター は国立大学付属の研究センターで、世界中で掘削により得られたコアの保管から、コアの基礎~応用研究までを一貫して行うことができる国内唯一の施設です。
一般の方も見学ができますが、予約が必要です。
見学をお申し込みになる場合は、センター事務室へ郵送・FAX・電子メールなどでご申請が必要です。
空港のすぐ隣なので、歩いて行けます。
下記の写真は毎年11月ころに行われている「物部キャンパス1日一般公開」のイベントに参加したときのものです。
1日一般公開の日に行くと、学生が出店した出店がたくさんでて、お子様用のイベントも満載で、十分に楽しめます。
海洋コア総合研究センターでは、世界中で掘削されたコアが冷蔵・冷凍で保管されています。
超巨大な冷蔵庫の中にコアが保管されています。
微生物なども調べるので、冷蔵・冷凍で保管する必要があります。
一つのコアの長さは10mぐらいあるので、短く切って保管しているそうです。どれがどの部分なのかを詳細に分類して保管してあります。
この日はイベントだったので、いろいろなサービスがあり、子連れでにぎわっていました。
農学部らしく、トラクターでキャンパス一周。
結論
マイナーな観光スポットではありますが、短時間で十分楽しめます。
空港の東側には高知工業専門学校があり、その東に流れる川ではる物部川は高知3一級河川の一つです。他2つは、四万十川と仁淀川
空港ビルから東に歩いて10分~15分ほどで、物部川の土手に行くことができ、景色も美しいので、時間があればぜひ見てみてください。
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